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迷路館の殺人/綾辻行人

館シリーズ3作目

地下に建築された迷路を内包した館が舞台

大物ミステリ作家の還暦祝いに遺産相続を賭けて、弟子4人に小説を書かせる。

しかし、各々の小説になぞらえて次々と殺されていく作家達

それが作中作という形で描かれている。

正直途中まで読んで、何となくトリックが読めて犯人も見当が付いた。

読み進めてやっぱりな、と思って本を閉じた。

ちょっとこれは微妙な出来だったなーなんて思いながらネットでレビュー見てたらどうもおかしい

よくよく見てみると、奥付みて終わりだと思ったが、実はまだ続きがあって、結局は大どんでん返しが残ってた。

要するに、まんまと思惑にはまったわけで、その時点でなんというか完敗だった。

どんでん返し部分はちょっとずるい気もするけど、やられた感が堪能できたので個人的にはアリ

# by kiyuzukamk2 | 2008-10-19 21:59 | 日記? 

野望あります/オリビエ・ペリエ

競馬好きな人なら知らない人はいないであろう世界を代表するジョッキー、オリビエ・ペリエ

彼の目から見た日本の競馬をはじめ、海外との違い、普段の暮らしかたなんかが書かれてる。

普段あまりこの手の本は読まないんだけど・・・

本屋で見かけて「はじめに」を読んだら鳥肌が立った。

一部抜粋

(略)でも、驚いたことに当の日本人がそのことに気づいていないような気がします。

「ニッポンの競馬はすでに世界に通用するトップレベルにあるよ」。(略)

抜粋終了

世界中で騎手として活躍し、外からの目をもつペリエが日本の競馬を認めてくれていることににちょっと泣きそうになった。

読み進めていけば単純にリップサービス的な意味での発言ではないことが分かる。

例えばペリエは本書の中でも、日本が好きであることを繰り返しているし、日本独自のシステムにも理解を示している。

一方で、競馬場の芝のことや、調教師の中に不勉強な人間がいることも述べている。

全編通してペリエの陽気な性格が伺えるような語り口で、競馬に興味がある人はもちろん、

無くても十分に楽しめる内容だと思う。

# by kiyuzukamk2 | 2008-10-13 17:06 | 感想 

地図男/真藤順丈

著者のデビュー作で第3回ダ・ヴィンチ文学大賞受賞作

著者は「庵堂三兄弟の聖職」で第15回日本ホラー小説大賞、「RANK」で第3回ポプラ社小説大賞特別賞も受賞。

何やらすごそうだと思ってとりあえず読んでみた。

大雑把には、地図に延々と物語を書き込む男の話。

果たして地図男は何のためにそれを続けるのか。

この地図男って発想は面白かったし、その中の短編もチョット奇抜ではあるけど楽しめた。

ただ全体としてみた時にどうにも物足りないように感じた。

量的にはそんなにないし、文体も軽い感じで読みやすかった。

# by kiyuzukamk2 | 2008-10-13 15:06 | 感想 

水車館の殺人/綾辻行人

十角館の殺人に続く館シリーズ2作目

楽しめなかったわけじゃ無いけど、やっぱり十角館の方が好きかも。

真相が判明した時のインパクトにいまいち欠けるというか・・・

動機もチョット俗っぽ過ぎる感じがしたし。なんていうか火サス的?

ただその分探偵役が引き立ってて、そういう意味では物語に入りやすかったかも。

# by kiyuzukamk2 | 2008-10-13 14:52 | 感想 

十角館の殺人/綾辻行人

「びっくり館の殺人」読んだ時から読もう読もうと思ってたんだけど

地元の図書館になかったので県立図書館で予約してやっと読めた。

アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュ的作品で、

ストーリー展開自体はある意味オーソドックス。

しかし、物語終盤の一文で「え?」って感じに。ジョジョで言うならポルナレフ状態

マジで最初は一瞬どういうことだか分からなかった。

読み進めてやっと理解した時、やられた!思考の外から刀でスパッと切り落とされたとか、それくらいのインパクト

2つの伏線をこれ以上ないってくらいにうまく利用してる。

でも悔しいんじゃなくて、一種の爽快感みたいな清々しさを感じさせる。

動機だとか犯人像みたいなものは途中で何となく想像ついたけど、そんなのはどうでも良くて

あのトリックを味わうためだけでも十分に読む価値に値すると思う。

流石著者の最高傑作と言われるだけのことはある。

ただ、これが最高だとこれ以上は無いってことかと先を読むのがちょっと不安だけど・・・

とりあえずシリーズの他の作品も読みたくなった。

# by kiyuzukamk2 | 2008-10-06 22:02 | 感想 

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